援交を凱旋する「援デリ」とは?

「援デリ」というのは「援助交際デリバリー」の略で、いわゆる管理売春です。一般的なデリバリーヘルス(デリヘル)と違い、風営法に基づいた許可を取っておらず、そのためにデリヘルと違って本番までOKです。

業者が女性に代わって出会い系サイトへの登録や掲示板の書き込みをして客を集め、その代わりに女性が手にした金額の一部を受け取る仕組みです。女性側としては、自分で客を集める必要がなく、何かトラブルがあった時に業者が対処してくれるため、個人的に援交せずに援デリ業者に属す人も多いのです。

基本的な援デリ

援デリの多くは、会社組織でもプロでもない、友達同士でつくったグループです。スマホ一つと車一台あれば簡単に「起業」することができ、アシがつきづらいため、続々と新しい援デリ業者が生まれているのです。その中の一部が、多くの女性(未成年の場合も多い)を派遣する、大きな援デリ業者となっていきます。

業者は「キャスト」と呼ばれる援交希望の女性を集めるわけですが、多くは繁華街で声をかけたり、人づてで集めることが多いです。出会い系サイトは未成年は登録できないため、業者は女の子に代わって登録をし、掲示板の書き込みもします。相手が見つかると、女の子を派遣するシステムです。

未成年の場合、2万円から3万円が相場で大体その3割~5割が業者の取り分、残りが女の子の取り分ということになります。ピンハネされる部分が多いようにも思えますが、それでも普通のアルバイトよりはずっと高収入ということで、援デリに属す女の子は後を絶ちません。

「好きな時間に、好きなだけ働ける」「待ち合わせなどは、全部業者の人がしてくれるので楽」「お客さんとのトラブルがあった時に業者の人が来てくれる」といった理由で、個人的な援交ではなく、援デリ業者で援交をするのです。

援デリの実態

多くの援デリ業者は、数人のグループです。リーダー役の男性が1人〜2人、女の子が4〜5人といったのが多く、待機場所ともなるミニバンなどの車で日本の様々な地域を移動しながら援交をします。

活動場所を常に変えるのは、アシがつかないようにするため。地方の繁華街近くで、地元ナンバーではないワンボックスカーなどが止まっていたら、援デリ業者かもしれません。